演劇クリエイターたちが演劇以外で表現するマンスリーWEBマガジン = [ ip ]
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『2010年の目標』

皆様ご来場ありがとうございます。水本です。
新団体が誕生します。
今回はその準備公演です。新作家を迎え、バンドとのコラボレーション。
新しい事づくめです。
ですが、今日は、古い話をします。
それは、演劇がまだ『演劇』と呼ばれていなかった頃。
音楽が『音楽』と呼ばれていなかった頃。
テレビも無く、電気も無く、
技術は発達しておらず、言語は混沌。
想像の範囲ですが。
よくわからない言葉を叫ぶ、遠き未来に『役者』と分類される人間と
そこに合わせて音を奏でる、いずれ『音楽家』と呼ばれる者達がいて。
暴れ狂っていた。
そこにあったのは、おそらく『表現したい』という強い気持ちと、それを突き動かす『魂』みたいなものだったのではないでしょうか。
今回はそんな話。
この作品は決して『新しい』のではありません。
美しく洗練された技術もありません。
『表現したい』『魂』を突き詰めるため、ステージの原初に戻ろうかと思います。
野性のままに吠えます。ただ愛のために。



これは、コラム締め切り中に千秋楽を迎えた、我がステージタイガーの公演のパンフレットコメントです。
書いたのは誰だ? 文章の隙間からにじみ出る筋力…ホエイプロテインの匂いがします。
僕です。はい。
You Tubeでワンピースのネタバレ動画を見ようかどうか悩んでいたら、思わず遅刻。
水本先生の作品が読めるのはipだけ! 2009年最後のコラムです。



さて、上記の様に、今回はバンドとコラボレーション。
今までに無い新たな作品を生み出しました。
いや、凄いよね。
音楽って。

モテるよね!


間違いなく。

モテるよね!


そして演劇って

モテないよね!


ジャンルを超えたとき、僕は気付きました。この世の中に、モテるものとモテないものがあるという事実を!
だって、外ではジングルベルが鳴ってるんですよ!? そりゃ、ウハウハしたいよ! 千秋楽してる場合じゃない。
素敵なあの娘とコラボしたい!
そんな事言ってるから、モテない!? 分かってるよ! よくわかってる! でも出来ない!
橘いずみに愛を捧げつつ、自らの人生を振り返りましょう。
思えば、僕は

中学 = 卓球部
高校 = 帰宅部
大学 = 演劇部

と、あらゆるモテなさげ部活動をしてきました。ああ、今、タイムマシーンがあるのなら

中学 = サッカー部(マネージャーからレモンの蜂蜜づけをもらいたい)
高校 = バスケ部(安西先生、バスケがしたいです、といいたい)
大学 = バンドを組む(東京に行くかどうかでもめてみたい)

としたでしょう。
中学校の僕! なぜ、ラバークリーナーでラケットを磨いていたたんだ!?
高校生の僕! はやく家に帰って、王様のレストランの再放送を見ている暇があれば、外へ出れば良かったのに!?
大学生の僕! なんで就職しなかったの!?

吠えてもしょうがないので、これから人生の岐路に立つ青少年に筋肉オッサンからモテるジャンルをお教えしましょう。

バスケット=サッカー=音楽=ダンス > 野球=テニス > 陸上=水泳 > 格闘技 > 演劇=相撲=卓球 > 鉄道=アマチュア無線 > 帰宅部

(出典 明民書房館『世界のモテ男子』より抜粋)


なんだ、このヒエラルキー!?
2010年の目標は これを覆します!
ええ!『モテる』これを目標にします。

水本剛 (特攻舞台Baku-団)

生きる欲望(リビドー)をエンターテインメントの鼓動に乗せてお送りする、若手注目株のリビドーテインメント劇団「特攻舞台Baku-団」の座付作家。
趣味はプロレスとガンダム。
全裸でド下ネタ芝居を作っているのに、行政による人権啓発事業に招致される。
作家のくせに、どの俳優よりも豊かな筋力を持つ。
演劇人にはほとんど評価されないのに、撮った事もない映画のシナリオで賞をとるなど、『人生って中々うまくいかない』を体現中。

劇団サイト=
http://www.baku-danger.com/
個人ブログ=
http://baku-keiko.seesaa.net/