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第三話:刀の威力

どうも、芸術の秋ですね。片岡です。
家の前は高校の通学路になっている為、朝8時から8時半にかけて外に出ると学生が自転車こいでるのを拝めます。

最初は運動系の部活など朝練がありそうな健全な優等生。その後、頭は良さそうなのだけど、運動は苦手っぽいガリガリ、そしてその後ラッシュが始まります。
制限時間が近づくにつれ、どんどんヤンキー色が濃くなって行く傾向にあります。
土壇場のヤンキー達は猛烈なスピードで自転車を立ち漕ぎ。女子はノーメイク。何故か叫んでいる学生も。
そして最後に、8時半を過ぎ、本日の一限目からの登校を諦めた生気のない輩がパラリパラリと通ります。

学生諸君!
社会の上下関係はここで決まるんだぜ!
僕は、毎日一限目からを諦めていたために、こんな事になってしまったのだ。

そんなほろ苦い経験をしたために知能指数が極めて低い僕がお送りする片岡百萬両が日本誕生!!始まるよ!(長い前振りでした)

今回のテーマは「刀の威力」について。



上の写真のように、刀は海外ドラマでも重要なポジションをとっている事がわかりますね!
どんな悪人でも一振りで殺せます。そしてどんな弱者でも刀を手にした途端、形勢を逆転する程の力を手に入れます。
マトリックスリローデットのモーフィアスのように!


……刀はそんなに切れません。
史実上の戦でも刀で命を落とした人は5%ほどなのです。30%が矢による死亡、そしてその他のほとんどの民が石がぶつかって死んでいるのです。
大河ドラマや、歴史ものの美化された日本の歴史により、外国人だけではなく、我が国の若者もそのあたりがわかっていないようなので、ここで一言ですよ。



刀を振っても、上司には勝てません。
社会で勝つには膨大な知識とそれを支える努力が必要なのです。
一般社会における勝ち組とは、まさに、幻惑の刀の切れ味などに現をぬかさない、現実主義者なのです!

刀は一振りで返り血などで錆び付き、忍者は闇に紛れてうんこをなげつける輩なのです。
日本人は古来より卑怯な人種なのです!
でもそういった失態が、現代において、僕でもちょっと調べれば明確になる程、日本人の中には過去を、過去の出来事をそのまま紡いでいる人もいるのです。
正しい歴史をどうか今後の日本に残そうではありませんか!

余談ですが、先月ですね、僕が主宰する劇団「ミジンコターボ」の公演で、かなり本格的な西洋のソードを振り回したんですけどね、あれ、片手でなんとか出来る代物じゃありませんわ。
両手剣ですわ。しかも両手で振ったとしても、切れ味云々以前に、剣の重み自体で相手にかなりのダメージを与える事が出来る、鈍器でした!

現代社会での一番の切れ味を誇るのは、法廷で、しっかりと供述が出来る知識と巧みな日本語。それ以外にありません。

刀は振り回すものではなく、鑑賞するものです。

ああ、さて、長くなりましたね。
次回はこの日本人のやっている「鑑賞」という部分にフォーカスをあてたいと思います!


片岡百萬両 (ミジンコターボ)

2003年、劇団ミジンコターボを結成。主宰。現在に至るまで全ての公演に出演、演目に応じて演出や脚本、グラフィックデザインも担当。
幼少の頃、器械体操で培った身体能力とアクロバティックかつコミカルな演技で関西演劇界において、年間15本の舞台作品にも外部出演。
2007年よりスタートした役者によるプロリーグ「アクトリーグ」内FICTIONZにも所属しており、2007期ではチームの一員として優勝する。2008年でも関西を制し、2009年、フィクションズのチームリーダーとして活動をはじめる。
そんな傍ら「百萬両ジェントルマン」というコントユニットも徐々に活動している。座右の銘は「やって出来ない事はない」

劇団サイト=
http://www.mijinkoturbo.com/