演劇クリエイターたちが演劇以外で表現するマンスリーWEBマガジン = [ ip ]
WEB ip [ SEP.2009 ]

『髪型を変えてみた』

夏です。
いつもいつも夏は稽古の20代をおくりました。
30歳になって、なんだか汗が粘っこくなって来た気がする、
ベンチプレスは100キロあげる、妄想劇作家水本のコラムでございます。
バスト110センチ!

さて、この度髪型を変えようと思いまして。
というのも、次の役所が『パンクロッカー』というキワな役所でして。
パンクな髪型にしてもらおうかと。

にしても、僕は、美容室なる所が苦手でして。
特に女の人に頭皮を触られたりすると、ドキドキしてしまいます。
美容師の方の髪が肩にかかったり、吐息が耳に当たったり、胸が背中に当たったり。
美容室はドキドキの宝庫です。
それに、会話ね。会話。あの1時間以上の時間、とっても会話に困ります。
黙っているのも変だし、かといって、共通の話題はないし。
時事ネタ話しても、なんか嘘っぽいし。上辺の会話って超苦手。
それよりも女性美容師の髪と吐息と胸が気になるし。
なので、僕は男性が多い美容室に行くようにしています。


で、ですよ。今回はパンクな髪型!

パンクといえば



こんなのとか。



こんなのが考えられます。
おお、格好いい! モテモテの予感です。

毎度毎度、僕の髪を切ってくれる男の美容師の方に相談した所。

『任せて下さい。水本サンにもっとも似合う髪型にします』との事。

よし、任せたぞ!
僕の信頼する男の美容師は寡黙な、武士ともいえる男。
そのハサミはまさに、日本刀よ。
頼んだぜ!



で、出来上がったのが。



モヒカンやないか!



なんていうか、これ。



プロレスラーやないか!



人造人間やないか!



ギャンやないか!


パンク以前に、バンプ(受け身)をとってしまいそうな。
ギターの代わりに、両手をとって、ヘルズクラッシュを放ちそうな。
思わず、MCで、『あの壷はいいものだ!』と叫んで死んでしまいそうな。

そんなパンクロッカーが誕生。
これにパンクな衣装か…


モヒカンの水本 + 革ジャン = 北斗の拳

と言われている現実がある今、とりあえず、ギターの代わりに斧を持って舞台に立とうか、悩ましい所です。
それ以上に、公演が終わった後、どうやって俗世間に戻ろうか。

ちなみに、僕は、教職員です。
いいのか、先生!
ごめんよ、生徒!
さよなら、毛髪!
これで終わり、20代の夏!
こんにちわ、三十路の夏!

コンディショナーには、ヴィダルサスーン、使ってます!

水本剛 (特攻舞台Baku-団)

生きる欲望(リビドー)をエンターテインメントの鼓動に乗せてお送りする、若手注目株のリビドーテインメント劇団「特攻舞台Baku-団」の座付作家。
趣味はプロレスとガンダム。
全裸でド下ネタ芝居を作っているのに、行政による人権啓発事業に招致される。
作家のくせに、どの俳優よりも豊かな筋力を持つ。
演劇人にはほとんど評価されないのに、撮った事もない映画のシナリオで賞をとるなど、『人生って中々うまくいかない』を体現中。

劇団サイト=
http://www.baku-danger.com/
個人ブログ=
http://baku-keiko.seesaa.net/