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【第2回目テーマ】煩悩no.110「大人のしりとりを流行らせたい!」
小さい頃からしりとりが好きである。 寝る前には必ず父にしりとりをせがむ、しりとりマニアな子どもだった。 子どもだからとて、父の攻撃は容赦ない。 語尾の「り」攻め、「し」攻めは当たり前で、子どもが知る由もないムズカシイ言葉もホイホイ使い、大人げない勝ち方で子どもを負かした。 私はと言えば、悔しい想いをしながらも、負けず嫌い精神で何度も果敢にチャレンジ。その度に言葉に関する知識をどんどん増やしていった。 よくよく考えてみたら「しりとり」って、ボキャブラリーを増やすために、一番手っ取り早い手法なんじゃ…。 たかがしりとり、されどしりとり。あなどっていてはいけない。 さて、その英才教育のおかげなのか、大人になった今もしりとりは大の得意である。が、「しりとりしよーやー」と言ったところで、なかなか相手をしてくれる大人はいない。 友達の家に泊まりにいき修学旅行気分で布団を並べて、寝入る前に運良くそんな流れに乗れたとしても、最終的には恋バナもしくは将来の不安話にスライドしていくのがオチである。 三十路女子にとってプレーンなしりとりは、今イチ刺激性に欠けるのだ。 そんな時に出会ったのが「エロく聞こえる言葉しりとり」、通称「エロしりとり」である。 私が所属する劇団・ババロワーズでは、ことあるごとにこの「エロしりとり」が行われる。 飲み会だったり移動時だったり打ち上げだったり…、もはや劇団内で儀式化していている定番の遊びなのだ。 ただ、勘違いしてほしくないのが、「エロイ言葉しりとり」ではなく、あくまでも「エロく聞こえる言葉しりとり」だということ。 直接的なエロイ言葉、シモネタは絶対にNG! 間違って言おうもんなら周囲にドン引きされるので気をつけねばならない。 そのものは別にエロくないのに、エロく聞こえる言葉。 ここに一例を挙げてみると… ちんすこう、ぬれおかき、きりたんぽ、いちじく、もち巾着、生醤油、おひたし、なめこ汁、 満漢全席、つゆだく、打ちっぱなし、床の間、馬車馬、秩父地方、房総半島、ねぶた祭り、 しめ縄、JR桃谷駅、JR玉造駅、などなど…。 例を挙げてみて初めて気付いたことなのだが、思いつく言葉に食べ物が多いこと!「食と性とは直結している」とよく言われるが、今回こんなしょうもないことで証明できるとは…。 結局のところこのしりとり、エロい何かを連想させる語幹がキーワードとなる。そして全ては言い方である。 鼻にかけて、なおかつ息を漏らす感じの、ウィスパーボイスが決め手となる(マリリンモンローの「ププッピドゥー」をイメージ)。 ![]() ▲ババロワーズのイベントでも過去に「エロしりとり」を実施。泥酔状態で、 「ドザエモンー」とか言いながら床に寝転んでるのが私(この時の記憶なし) しかしこの遊び、やればやるほど何が正解なのかわからなくなってくる。夜が更けて意識もうろうとしている時などは尚更。 「お茶漬け…」と言い残し、深い眠りに落ちていったメンバーを見た時には、「ええ大人が、何やってんねやろ…」と、ちょっと我に返ってしまった。 しかしながら、中毒性があるため、なかなかやめることはできない。 勝ち負けではなく、みんなで知恵を絞り出すこの感覚がたまらないから!「うわー、それええなー」なんて言いながら、中学生レベルでキャッキャするのがとてつもなく楽しいのだ。 毒にも薬にもならないこの遊び。 後になーんにも残らない、時間の贅沢な浪費具合。 でもだからこそ、楽しいのである。 何をするにも意味や結果が求められる毎日に生きてるんだから、たまには無意味なとこに楽しさ見出したっていいじゃない? ねぇ? 上司とのランチで気まずい空気が漂った時、気になるあの子との電話で無言が続いちゃった時、コンパでまったく会話が弾まない時、カマトトぶってる女子にイラッとした時…。 さぁ、みなさんもぜひ一度、お試しあれ! 111個目の煩悩へ続く・・・ | |
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そんな「大人のしりとり」を推奨するコメディー劇団・ババロワーズの第16回公演がまもなく開催されます! ババロワーズを知ってる方も知らない方も、ぜひぜひ観に来ていただきたい! In→dependent theatre 2ndで、手ぐすね引いて待ってます(表現古い?) ババロワーズ第16回公演「ライク・ア・ローリング・キャンディ」 2008年12月4日(木)〜8日(月) 会場:in→dependent theatre 2nd 詳細は、劇団サイトにて | |
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[コラム] 長滝安希 (ババロワーズ) ええ大人がバカバカしいことをとことん本気で表現していく、関西小劇場界の自称・秘密兵器「ババロワーズ」在籍。 クロムモリブデン、208+での映像制作活動を経て、裏方からいつのまにやらコメディエンヌに。また、お洒落とは対局にあるアホアホ映像作品も多数発表。が、本業はフリーライター。 劇団サイト=http://babarowa.sakura.ne.jp/ 個人ブログ=http://atamatokokoro.jugem.cc/ |