『モビルスーツになった日』

水本です。
先日、生まれて初めて、耳鼻咽喉科というところへ行ってきました。

公演中、急に喉がかれて、どうしようもなくなり、神にもすがる思いでお医者へGO。

にしても、ど病院ってのはどうして敷居が高いのでしょう?
流れている空気、臭い、壁紙の質感。

どれをとっても好きになる要素が無い。

コンビニに行く、くらいのノリで医者に行けたら、日本における疾病の早期発見も進んでいくのに。

深夜まであいている医者。
受付の態度がゆるやかな医者。
レジ前におでんがある医者。
店の前に、ヤンキーがウ●コ座りしている医者。

ないもんでしょうか?
いや、ヤンキーはいらんか。
そんな事を考えているうちに、自分の番が。

医者『じゃあ、口にカメラ入れますからね。』

生まれて初めて、細いカメラを飲みました。
うん、気持ち悪い。

医者『うーん。どうも、喉のもっと奥の方が炎症を起こしているみたいですね。
よし、鼻から喉へ細いカメラいれますね。』


僕『え?』

おもむろに、ホースを取り出して、両鼻の穴につっこまれた僕。
鼻洗浄 & 潤滑油 を流し込まれます。
その時の僕は


こんな感じ。

まさしくザク。

まって、まだ、心の準備が!

そんな、いやだ!

と思っているうちに、スルスルと糸状のカメラが鼻から喉の奥へ貫通。
今までに無い、違和感。

こうして僕の鼻処女はあっさりと奪われてしまったのでした。

また一つ、大人になりました。

ちなみに、鼻に管を入れられてしまうと、まったく抵抗する気が起きません。
だって、少しでも勝手に動くと、鼻の中の管がどうなるかわかったもんじゃありません。
全ての質問にも『はい』でしか答えられません。

お医者様の思うがまま。
どうぞ、お好きにして下さいまし。
僕はただ、鼻の穴を広げて、空を見つめるだけ。
まさに鼻輪をはめられた動物がごとし。

牛や馬の気持ちがわかりました。

ザク = 家畜

の、公式が生まれ、
僕の中で、医者はコンビニではなく、牧場となりました。

ちなみに、ポリープが出来かけていたみたいです。
水本牛はまた、鼻輪をされに、通います。

[コラム] 水本剛(特攻舞台Baku-団)
生きる欲望(リビドー)をエンターテインメントの鼓動に乗せてお送りする、若手注目株のリビドーテインメント劇団「特攻舞台Baku-団」の座付作家。 人気WEBサイト「探偵ファイル」でも記事を執筆中!
劇団サイト=http://giantgrammy.com/ 個人ブログ=http://baku-keiko.seesaa.net/